設立以来、WIEDENは独自のガラス構造物やファサードの設計および施工に特化してきました。チェコ国内市場に加え、北ヨーロッパを中心とした国際市場でも事業を展開しています。代表的なプロジェクトの一つには、ノーベル賞授賞式が行われることで知られるストックホルムのカロリンスカ研究所のアウラメディカのガラスファサードがあります。WIEDENはまた、高い技術的課題に取り組む事と、世界中で複雑なプロジェクトの成功裏を実行する能力でも知られています。
チェコパビリオンは、建築的に高度な要求を伴うファサードの物流と施工の好例であり、チェコ国内で製造され、日本で記録的な早さで完成しました。
ミラン・ノツァル, WIEDEN社CEO
最新プロジェクトのひとつが、2025年大阪・関西万博におけるチェコパビリオンです。これは、インド太平洋地域におけるWIEDENの初のガラスファサード案件となります。このパビリオンのファサードは、技術的にも建築的にもユニークであり、木造構造との組み合わせによって、非常に特異な視覚的・技術的コンセプトを形成しています。WIEDENは、日本の大末建設会社と協力しながら施工を進め、2025年1月初旬には予定よりも約3週間早く構造の完成を実現しました。