2025年大阪・関西万博の「MENDEL WEEK」では、遺伝学の父グレゴール・ヨハン・メンデルの生涯と功績を讃えます。チェコナショナルパビリオンにて、講演や展示、そして国際的な対話を通じて、世代や文化を超えた交流の場を提供します。
グレゴール・メンデルが、科学的観察のために特別な養蜂箱を設計していたことを知っていますか?
メンデルが使っていた温室は、現在も残っているのでしょうか?
そして、メンデルの身長は何センチだったでしょうか?
メンデルのブドウの物語
メンデルの科学的・文化的遺産が日本とチェコの架け橋となった経緯は、両国で保存・研究・称賛されてきたメンデルのブドウの魅力的な物語に象徴されています。
敏行 長田(日本)、
日本メンデル学会 元会長、東京大学・法政大学 名誉教授
メンデルのゲノム解読
グレゴール・メンデルの画期的な研究から150年以上を経て、彼のゲノムが解読されました。遺伝学の父に関する新たな発見をもたらした、驚きに満ちた物語です。
Prof. RNDr. シャルカ・ポスピシロヴァ、Ph.D.(チェコ)、
マサリク大学 研究・博士課程担当 副学長、医学部 医学遺伝学・ゲノム研究所 所長
メンデルとダーウィン:19世紀科学の二大巨人
メンデルの遺伝に関する発見とダーウィンの進化論との興味深い関わりを振り返りながら、彼らの業績が今日の生物学にどのような影響を与え続けているのかをご紹介します。
Prof. ニルス・クリスチャン・ステンセス(ノルウェー)、
オスロ大学 数理・自然科学部
グレゴール・メンデルの世界に足を踏み入れ、彼の原稿を通して遺伝の秘密を探ってみましょう。12ページにわたって丁寧に綴られたこの文書は、現代遺伝学の礎を築いたものであり、その独自の科学的価値は、日本の伝統的な書の美しさにも通じる静かな思索へと私たちを誘います。この展示は、もう一つの重要な文化的問いも提示します。
メンデルが暮らし、研究を行ったブルノのアウグスチノ修道院は、いつか「古都京都の文化財」や「古都奈良の文化財」、「広島平和記念碑」など、日本のユネスコ世界遺産と並ぶ、顕著な普遍的価値を持つ場所として認められる日が来るのでしょうか?